国際観艦式を控え大桟橋にいずもをはじめ多くの艦艇が集結
今年の観艦式(11/6)は、無観客の形態で実施されるということですが10月29日(土)から11月13日(日)を「フリートウィーク」としてさまざまなイベントが実施されました。
横浜では11/3に赤レンガパークで広報イベントが、11/3~11/5まで大桟橋等で艦艇一般公開が実施され、大桟橋には「いずも」が停泊し朝から沢山の人が訪れていました。
大桟橋の対岸(山下公園側)には、イージス艦ともがみ型護衛艦、奥には「おおすみ」でしょうか、艦尾にエア・クッション艇を収容するための扉が見える輸送艦が停泊していました。
こちらも一般公開されているようで、朝からお客さんが並んでいました。
【観艦式】
1341年英仏戦争のおり、英国王エドワード3世が自らの艦隊を率いて出撃する際、その威容を観閲したことが起源とされています。
日本では、明治元年(1868年)明治天皇をお迎えし、大阪天保山沖で行われたものが最初とされており、海上自衛隊は、昭和32年(1957年)10月2日、東京湾での開催から、昭和48年まで毎年実施されました。
その後一時期中止されていましたが、昭和56年から復活し、以降3年に一度の開催となっています。
ノースドックにも艦艇が停泊
大戦後、米軍に接収され米軍の物資輸送の拠点として使用されてきたノースドッグ、別名ノースピアと呼ばれてきました。
横浜市神奈川区の横浜港「瑞穂埠頭」(みずほふとう)に所在するアメリカ陸軍及びアメリカ海軍の港湾施設です。
普段は米軍の施設とは気が付きませんが、ようく見ると米海軍の補給船が良く停泊しています。
また、北朝鮮がミサイルを発射する前後には、オブザヴェーション・アイランド (ミサイル追跡艦)などが停泊しているのを見ることがあります。
平成14年(2002年)海上自衛隊創設50周年に伴い、初めて国際観艦式を挙行し、東京湾内で停泊式と呼ばれる形式で実施しました。
今回、海上自衛隊創設70周年の節目となり、第2回目の国際観艦式が盛大に実施されました。
(海上自衛隊HPより)